UE4 4.22へのプラグイン対応
先日UE4のVer 4.22の正式版がリリースされていました。 そこで自分のMarketplaceに出品したプラグイン(ObjectDeliverer)を4.22に対応させましたので、その手順を記録しておきます。
今回更新するプラグイン、ObjectDelivererについては以前の記事を参照ください。
ObjectDelivererでUE4のプロセス間通信を簡単に - AYU MAX
4.22でパッケージを作成
まずは4.22のエンジンで自作プラグインのパッケージを作成します。 プラグインのパッケージ作成方法は以前の記事を参照ください。
UE4 マーケットプレイス用に自作Pluginのパッケージを作る - AYU MAX
4.21から4.22へは特にC++のルールも変わってないだろうから、すんなりビルドできるかと思ったらC5038のエラーが数件でました。
C5038のエラーが原因っぽい。メンバ変数の宣言順に初期化してないのが原因??
— ayuma (@ayuma_x) April 6, 2019
ただこれがUE4のバージョンアップによるものなのかVisualStudioのアップデートによるものなのかは知らべきれてません。
その後エラーを修正し、テストを通して問題ないことを確認後、パッケージをつくりました。
Marketplace Publisher Portalでの作業
ここからMarketplaceの登録を更新します。 Marketplace Publisher Portalのページを移り、Publishされているプラグインを選択します。
よく見ると「あなたの製品は最新のUE4に対応してないよ」と警告がでてます。
今回変更するのは4.22対応プラグインを追加するのみですので、ページを一番下までスクロールしPRODUCT FILESまでいきます。
そしたら4.22用の項目を追加し、クラウドにUpした4.22対応プラグインのURLと必要項目を設定します。
設定完了したら、「提出」ボタンを押して更新手続きは完了です。
受付メール
しばらくするとEpicより「Unreal Engine Marketplace: Pending File Update」というタイトルでプラグインの更新を受け付けたとの内容が書かれたメールが届きました。 あとはしばらくしたらMarketplaceの情報が更新されると思います。